空調屋の腰道具ペンチとニッパーどっちを使う?

  • 2020年3月24日
  • 工具
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前回の続きです。こちらもみてください

 

 

こんにちは黒犬です。

 

エアコンの工事で使う腰道具になくてはならないもの 

ペンチとニッパー

です。

 

 

普段工事では、ペンチやニッパーで配管や電線を切ります。

僕の周りでは、圧倒的にペンチ派が多く、ペンチでなんでも切ります。

ペンチなら切るだけじゃなく、挟んで引っ張ったり、曲げたりととても便利な工具です。

このペンチなら、ボルトのねじ山の修正まで出来ちゃいます。

 

 

 

だがしかーし!

僕はニッパー派です!

 

その理由を考えてみましょう! 

 

 

理由その1

 

「結束バンドを切る機会が多い」 

 

エアコンの修理をする時は、結束バンドを切ることが多いです。

工事でも入替時は、結束バンドを切ります。

 

きつく縛ってある結束バンドをペンチで切るより、ニッパーで切る方が遥かに楽なのです!

 

 

理由その2

 

「ペンチは重たい」

 

 

よく使う200mmのペンチなら 400g

一回り小さい185mmのペンチでも 300g もあります。

 

僕が長年愛用していたニッパーは、175mmと小型ながら 240g もあります。

 

その結果、長年僕の腰道具にはニッパーとペンチの2丁挿しで 計640g でした。

 

 

現在は

この2本が刺さっています。

 

まずはニッパー

 

世界のKNIPEXです!

このX-Cut®は160mmと小柄ながらワンランク上の切断能力を持ちます。

KNIPEXなので刃の強さは抜群で、2.2mmのピアノ線を切断できます。

 

何より嬉しいのが 175g と無茶苦茶軽量です。

ティッシュも切れます!!

 

 

そしてペンチ?

 

こちらも大好きKNIPEXです。

ニッパーがあれば、ペンチの 「挟む」 機能だけあればいいのです。

 

そこで KNIPEX Cobra® ハイテク・ウォーターポンププライヤー です。

大きさは150mmと小さく、重量は 145g!

これならニッパーと合わせても

320g

200mmのペンチ一本よりも軽い!!!

 

 

このクニペックス コブラは、「コブラ」の名の通り

食いついたら離れません!

 

錆びたり、舐めてしまったボルトやナットを回すのを得意とします。

舐めて回せなくなったネジも、挟むことができれば回せます!

みんな大好きネジザウルスのドイツ版です。

 

 

超強力なパイプレンチにもなるので、パイプにも食いつきます。

なので、寸切りボルトを締めるのにも、緩めるのにも

とても便利です。

 

ボタンひとつで口の開きも大きく調整できます。

電線管の大きなナットも楽勝で回せます!

 

もちろんKNIPEXなので耐久性は抜群です。

ちなみにこれは先代をなくしてしまったので2代目です。

 

KNIPEXにはコブラを同じく、「食いついたら離さない」アリゲーターというのもあります。

 

 

溶接の時には、せっかくの焼き入れが取れちゃうので、お気に入りすぎて使いたくありません。

 

 溶接する時には

 

これを溶接専用に用意します。

 

 

このクニペックスの軽さ使い勝手の良さは、一度使うともう手放せません。

最高のペックスです!

 

 

 

ニッパー ペンチは刃物です。

安物じゃなく、良いものを使いましょう!

 

良いものは値段こそ高いけれど、長く使えますし

作業の効率も全然違います。

 

値段で選ばず、あなたにとって価値のある工具を選びましょう! 

今はネットが安くて便利ですね!

 

僕もほとんどネットで買います。

 

 

溶接の時に、愛用のペンチ ニッパーを使うのは絶対にやめましょう!

焼き入れが取れてなまくらになります。刃が欠けます。

 

 

次は、

 

「どこまで続くの?腰道具 ペンインパクト編」

 

です。

 

 

ありがとうございました。

 

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