こんにちは黒犬です。
今回はHiKOKI(旧日立工機)のコードレス高圧洗浄機 AW18DBLを紹介します。
よくあるエアコンの洗浄ポンプをセットするなら
・ポンプに洗浄ホース、ノズル、給水ホースを接続する。
・バケツやケースに水を入れ、給水ホースを沈める。
・延長コードで電源を繋ぐ。
・エアーを抜く。
これでやっと洗浄できます。
しかしこの「コードレス高圧洗浄機」なら
・タンクに水を入れる
・ホースを繋ぐ
これだけでスタートできる優れものです!
次のエアコンにもすぐにとりかかれます。
エアコン洗浄では「最強の時短工具」です!
充電式コードレス高圧洗浄機AW18DBL
スペック
電源 | リチウムイオンバッテリー 18V |
洗浄水圧力 | 0.5〜2.0Mpa |
洗浄水量 | 0.5〜1.2L/min |
タンク容量 | 8L |
洗浄ホース長 | 3m |
本体重量 | 約5Kg |
バッテリー1本あたりの作業時間(18v 6.0A) | 40分 (タンク6杯)ダイヤル5で使用 |
バッテリー
![](https://www.blacklob.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_1651-600x450.jpeg)
バッテリーはここに入っています。
![](https://www.blacklob.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_1652-600x450.jpeg)
バッテリー本体に「残量ゲージ」はついていません。
洗浄ポンプ横の「電源スイッチ」の上に「バッテーリー残量ゲージ」があります。
右のダイヤルで「洗浄水圧力」の調整ができます。
![](https://www.blacklob.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_1653-600x450.jpeg)
実際の洗浄作業
実際にこの洗浄ポンプで「床置きパッケージエアコン」の洗浄してみます。
![](https://www.blacklob.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_1536-600x450.jpeg)
熱交換器がしっかり汚れで詰まっています。
こうなったら風が出なくなります。
主な汚れは「ホコリ」です。
最初に「ブラッシング」して表面の汚れを落とします。
![](https://www.blacklob.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_1537.jpeg)
ブラシは「100均のブラシ」で十分です。
ブラッシングをするのとしないのとでは、後の高圧洗浄の時間が全然違います。
そして高圧洗浄します。
![](https://www.blacklob.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_1539.jpeg)
ケルヒャーのように水が出ている時だけ、ポンプが動きます。
ノズルの先を捻ると「ピンポイント」と「広範囲」に切り替えられます。
「ピンポイント」の圧力を残してある程度「広範囲」に設定することがコツです。
![](https://www.blacklob.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_1538-600x450.jpeg)
ホコリが真っ黒になって流れ落ちていきます。
![](https://www.blacklob.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_1543-600x450.jpeg)
ピカピカに綺麗に洗浄できました。
熱交換器洗浄のポイント
![](https://www.blacklob.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_1542-600x450.jpeg)
熱交換器の洗浄の目的は「目詰まりを洗浄して風を通す」ことです。
アルミフィンに沿って「上下に」洗浄しても表面の汚れが落ちるだけです。
「熱交換器」はある程度の厚みがあります。
この厚みの奥の目詰まりを洗浄できないとなんの意味もありません。
アルミフィンの中を「銅管」が横向きに流れています。(写真の赤色)
この「銅管」と「銅管」の間を「左右に」洗浄ノズルを動かして奥の目詰まりを洗浄します。(写真の黄色)
洗浄中に熱交換器の裏側から水が出てるのが確認できると思います。
最後に「上下に」洗浄ノズルを動かして綺麗に仕上げます。
裏側から懐中電灯などで照らし、明かりの見え具合で目詰まりの確認ができます。
便利グッズたち
この洗浄ポンプは「8リットル」しかタンクに水が入りません。
別売でホースと直結したりできますがせっかくの「コードレス」が台無しです。
そこで「20リットルタンク」と「電動灯油ポンプ」があると非常に便利です!!
![](https://www.blacklob.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_1590-600x450.jpeg)
洗浄ポンプの水がある程度少なくなったら「電動灯油ポンプ」のスイッチをON!
灯油ポンプのノズルの先端には「満水センサー」がついているので、洗浄ポンプのタンクが満タンになって、ノズルの先が水に浸かると自動で給水を停止してくれます。
二つを同じ台車に載せておけば、場所の移動も楽ですね。
そして専用の「洗浄ノズル」はホースが3mしかなく、小型ながら狭いところは洗浄しにくいです。
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「今までの洗浄ポンプのようなノズルが欲しい!」「もっと長いホースが欲しい!」とおもうと思います。
あるのです!
![](https://www.blacklob.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_1541-600x450.jpeg)
ヘッドの角度も自由に変更できて、写真のホースは5mです。
7mのホースもありますが、長い分若干洗浄圧力が落ちる気がします。
若干です。
このホースは値段はそこそこ高いですが「価値」は抜群にあります!
一度使うと十分わかると思います。
まとめ
この「コードレス高圧洗浄機」は一度使うと手放すことはできません。
「コードレス高圧洗浄機」と「社外品のホース」の組み合わせは結構なお値段になりますが「時間の短縮」の価値は相当高いです。
洗浄圧力も問題なく、全てのエアコン洗浄に使用できます。
他メーカーからも家庭用の充電高圧洗浄機がありますが、プロ用と家庭用の違いは「バッテリーの充電時間」です。
もし仕事内容に「エアコン洗浄」があるならこの「コードレス高圧洗浄機」は、値段以上に価値があることを間違いなしです!
我が社の「18v」と知り合いの「14v」の高圧洗浄機のバッテリーが半年ぐらいで一つずつダメになりました。
メーカーさん曰く「保証書があれば新品のバッテリーと交換しますよ!」とのことなので、保証書は大切に保管しましょう。
14vと18vの違いは「洗浄水の圧力」に差はありませんでした。運転時間だけです。
ありがとうございました。