こんにちは黒犬です。
エアコンの仕事は脚立に登っての作業が多いので、腰に工具をぶら下げて仕事をしています。
今日は、みんな大好き腰道具の紹介です。
片っ端から工具をぶら下げてしまうと腰道具の重量は果てしなく重たくなります。
少しでも腰道具を軽くしたい!
と、試行錯誤を重ねて、今の装備で数年落ち着いてます。
それでも3㎏弱あります。
そんな、僕の腰道具を紹介します。
この場所には
プラスドライバー カッターナイフ VA線ストリッパー が入ってます。
プラスドライバー
プラスドライバーは一回り小さいサイズの+2のプラスドライバーです。
このサイズは本当に使いやすいです!
安いので、先がちびると買い換えます。
硬いビスの時には、違うドライバーと差し替えてます。
根本にスパナやモンキーをかけて強力に回せます。
特に下のスイスツールの貫通ドライバーは、車屋さんやバイク屋さんにも最強のドライバーとして有名です。
グリップもボール型よりも格段に力が入ります。
購入してすぐに、モンキーをかけて「えい!」と一気に回したところ
「パキ!」
っと、先端が粉砕しました。
値段が値段だけに、腰から崩れ落ちました。
硬度が半端じゃなく高いので、一気に力をかけると砕け散り、崩れ落ちます。
じわっと力をかけるべきでした。
悔しいので、写真は2本目です。
海外ではドライバーの先に磁石はついていません。
砂鉄なんかのゴミがつくのを嫌うからです。
しかし、先端の形状の精度が物凄いので、ビスにピッタリハマって振ったぐらいじゃ落ちません。
磁石に付かないステンレスのビスにも最適です。
写真の上のWeraのドライバーは、先にダイヤモンドの粉末がコーティングされていて、こいつはビスの方を持って逆さまにしてもドライバーが落ちないぐらい食いつきます。
2本とも、車屋さんに教えてもらいました。
普段のドライバーはそこまでビスに食いつかないので、先に磁石をつけています。
ドライバーに装着する丸い磁石は強力すぎて僕には使いにくいので
こんなやつでドライバーを着磁しています。
ビスカップ
を持っているなら
裏の磁石にドライバーを擦り付けるだけで、程よい磁力がつきます。
これなら、磁石をつけるだけじゃなく、脱磁もできます。
また、硬いビスを炙って外したりして、ドライバーに熱をかけると磁石はとれます。
次はカッターナイフです。
タジマのドラフィンです。
先端が焼きの入ったマイナスドライバー
お尻は、なんでもこじれるフィンがついてます。
ドラーバー + フィンでドラフィンです。
このカッターナイフのおかげで、腰道具には普通のマイナスドライバーは要りません。
点検口も開けたり、隙間に刺して広げたりと超便利です。
中の刃は
折れ線のないタイプを使っています。
結構無理に反らしても全然折れないし
「カッターナイフ持ち込み禁止」
の食品工場なんかにも持ち込めます。
社長にもらった 包丁とぎ機 を車につけているので
刃が切れにくくなっても、シャッシャと往復させるだけで切れ味復活!刃も長持ちします。
そしてVA線ストリッパーです。
電気工事士の試験用にホーザンのストリッパーを購入しました。
無事に試験には合格したけれど、ストリッパーはお蔵入りしていました。
しかし、エアコンの工事に引っ張り出して使ってみたところ、非常に便利!!!
電気屋さんの使う、一撃必殺のストリッパーはやっぱり便利です。
しかし、エアコン工事では、電気屋さんほど大量にVA線をむぐことはないので、そのためだけに高級ストリッパーを雇うわけにはいきません。
その点、このストリッパーなら、軽いしカッターナイフとニッパーでVA線をむぐより格段に早くて便利です。
根本のカッターは軽い力でスパッと切れます。
好きな長さに切ったら
挟んで
グイッとむげます。
簡単でしょ?
こうして
こうです。
簡単でしょ?(By.ボブ)
先っちょはラジペンがわりに使えます。
電気工事士の試験用の便利グッズ扱いのこのストリッパーですが、エアコン工事には非常に便利な道具になります。
シールド線のようなより線も簡単にむげるし、みんな大好きエコ電線も関係なくむげます。
軽くて便利なので、腰道具のレギュラーメンバーです。
今は2代目を使用してます。
修理にも大活躍してますよ!
次は、空調屋の永遠のテーマ
ペンチとニッパー どっちを使う?
を考えてみたいと思います。
ありがとうございました。
続きはこちらです