バックハンガーの水勾配をしっかりとる!
「白くまくん」はバックハンガーにエアコン本体をかけると、
若干、壁穴側が高くなる癖があります。
だもんで、それを考慮して最初からバックハンガーの水勾配を大きめにとります。(壁穴側を低くする)
これで100:1勾配ですが見て解るぐらいの勾配がついています。
注意! 天井は必ず中央が高くなるように施工されています。
これぐらいしっかり傾けてバックハンガーを取り付けて、室内機をかけると
良い感じにおさまります。
おそらく、壁穴のスリーブが中で高くなっているからだと思います。
バックハンガーの勾配と、取り付けた室内機の勾配が違う!って時は最初からそれを織り込んでバックハンガーの勾配を決めると良い感じにおさまります。
スリーブに注意!!!
こんな感じで、スリーブに厚みがあると、室内機の爪がバックハンガーにかかりません。
でも、諦めないで!
写真では、本来ビスを打つ場所より高い位置にビスを打ってあります。
そして、バックハンガーの爪のかかる部分をペンチでつかんでこうです!
配管の断熱材は脆いよ
右出しの場合、この状態から配管を穴に通しやすいようにテープを巻きますが、このグレーの部分は、「エアコンテープ」で巻くとテープを剥がした時にボロボロになってしまいます。
だもんで、エアコンテープより粘着力の弱い「絶縁テープ」で巻いちゃいます。
配管のフレア受け側のレンチのサイズ
液菅は14
ガス管は17です。
14ー17のスパナがあれば便利ですね!
僕の大好きなBBKのフィックスレンチと、フレアレンチがあれば、モンキーレンチ2本で閉めるよりかなり時間短縮できます!
僕のフレアレンチはオーダーメイドです。
簡単なVA線ストリッパーもあればさらに便利です!
付属の黒い断熱材の使い方
「白くまくん」には、いわゆる「包帯」は付属してなくて、黒い断熱材が付属されています。
まずは、工具の養生に使います。
そして半分にちぎります。
半分を(左出しの時の)フレア部の保温に使います。
グレーの保温材の中に巻き、上からテープを巻きます。
残りの半分は壁穴の保温に使います。
この上にパテをします。
エアコンパテには保温性がありません!
壁穴に保温材を詰めて保温しましょう!西壁、南壁は特に!
保温がないと、夏にバックハンガーが結露しますよ。
黒いぬくん
少し頭が尖ってきました。
ありがとうございました。