日立のルームエアコン「白くまくん」を取り付けるちょっとしたコツ

  • 2021年3月19日
  • 工事
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バックハンガーの水勾配をしっかりとる!

「白くまくん」はバックハンガーにエアコン本体をかけると、

若干、壁穴側が高くなる癖があります。

だもんで、それを考慮して最初からバックハンガーの水勾配を大きめにとります。(壁穴側を低くする)

これで100:1勾配ですが見て解るぐらいの勾配がついています。

注意! 天井は必ず中央が高くなるように施工されています。

これぐらいしっかり傾けてバックハンガーを取り付けて、室内機をかけると

良い感じにおさまります。

おそらく、壁穴のスリーブが中で高くなっているからだと思います。

バックハンガーの勾配と、取り付けた室内機の勾配が違う!って時は最初からそれを織り込んでバックハンガーの勾配を決めると良い感じにおさまります。

スリーブに注意!!!

こんな感じで、スリーブに厚みがあると、室内機の爪がバックハンガーにかかりません

でも、諦めないで!

写真では、本来ビスを打つ場所より高い位置にビスを打ってあります。

そして、バックハンガーの爪のかかる部分をペンチでつかんでこうです!

はい、スリーブ分浮かせました。

ばっちり爪がかかっています。

配管の断熱材は脆いよ

右出しの場合、この状態から配管を穴に通しやすいようにテープを巻きますが、このグレーの部分は、「エアコンテープ」で巻くとテープを剥がした時にボロボロになってしまいます。

だもんで、エアコンテープより粘着力の弱い「絶縁テープ」で巻いちゃいます。

配管のフレア受け側のレンチのサイズ

液菅は14

 

ガス管は17です。

 

14ー17のスパナがあれば便利ですね!

 

僕の大好きなBBKのフィックスレンチと、フレアレンチがあれば、モンキーレンチ2本で閉めるよりかなり時間短縮できます!

僕のフレアレンチはオーダーメイドです。

フレアレンチをオーダーメイドで作ってもらいました

簡単なVA線ストリッパーもあればさらに便利です!

付属の黒い断熱材の使い方

「白くまくん」には、いわゆる「包帯」は付属してなくて、黒い断熱材が付属されています。

まずは、工具の養生に使います。

床を傷つけません。

そして半分にちぎります。

半分を(左出しの時の)フレア部の保温に使います。

グレーの保温材の中に巻き、上からテープを巻きます。

残りの半分は壁穴の保温に使います。

この上にパテをします。

エアコンパテには保温性がありません!

壁穴に保温材を詰めて保温しましょう!西壁、南壁は特に!

保温がないと、夏にバックハンガーが結露しますよ。

黒いぬくん

少し頭が尖ってきました。

ありがとうございました。