エアコンの新設や更新時には、天井開口をしなくてはなりません。
そんな時にとっても便利な「ボードカッター」の使い方を紹介します。
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ボードカッターとは?
ボードカッターとは、電動で鋸状の刃が高速で動き、ラインに添わして滑らすだけで簡単に切断してくれる便利な充電工具です。
エアコン工事では、主に天井の石膏ボードやジプトンの天井開口に使用します。
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ボードカッターの使い方
天井材の厚みは
ジプトン 9.5mm
石膏ボード 9.5mm または 12.5mm です。
石膏ボードの上に化粧張りしてある場合もあります。
点検口があればそこから天井材の厚みを図ることができます。
最初に天井材の厚みに合わせて、ボードカッターの刃を調整します。
ボードカッターの刃を調整する
ボードカッターのはを調整するには、「4mmの六角レンチ」が必要です。
この部分に「4mmの六角レンチ」は収納されています。
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刃本体にゲージが付いているので天井の厚みの数字に合わせます。
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固定ネジはしっかり締めて下さい。
振動で外れて無くなります。
刃が短いとボードが完全に切れません。
ボードは紙で挟まれているので、完全に切れてないボードはカッターナイフで紙の部分を切っていくハメになります。
刃が長いと「Mバー」に当たり、弾かれたり浮かさないとボードカッターが進まなくなります。
最悪天井内の電線を切ってしまいます。
きちんと調整しましょう。
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安全装置
ボードカッターには「安全装置」が付いています。
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左右どちらにも付いています。
この「安全装置」のボタンを押さえながら「トリガー」を引くと作動します。
天井材を切ってみよう
では、実際に天井材を切ってみましょう。
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開口部分からの切断
開口部分からの切断は、切りたいラインにボードカッターの刃を当ててトリガーをひきます。
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ボードカッターの前後にある「Vの切り込み」を切りたいラインに合わせてボードカッターを動かします。
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ボードカッターの横の突起が「実際に刃で切っている場所」のなで、切断の終端は突起に合わせます。
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開口部のない場所からの切断
開口のない場所からは、ラインに刃を差し込んでいきます。
ボードカッターの奥側を天井に押し当てて、刃をラインに合わせたらトリガーを引いて
刃を動かしながら天井に押し当てます。
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この時にボードカッターをしっかり固定していないと、ボードカッターが暴れて天井材を傷つけます。
刃が浮いている状態でトリガーをひき、ゆっくりと天井材に押しつけましょう。
天井を切った粉は本体のボックスに溜まります。
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ボードカッターをケースにしまう前に必ず捨てておいて下さい。
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粉が残ったままケースにしまうと、ケースの中で粉が溢れて大変なことになります。
切断された粉はボックスに溜まりますが、それなりに粉は落ちます。
開口した後は必ず、床や脚立の粉を掃除して下さい。
粉を踏むと、歩いたとこをを全部掃除していかないといけません。
すぐに掃除しましょう。
捨て養生をしておくのもオツなものです。
切断中にボードカッターが天井に並行に密着していないと激しく「粉」が落ちます。
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まとめ
最初は結構緊張すると思います。
簡単に直せないクロス張りの天井は尚更です。
しかし、あっという間に開口できるようになります。
焦らずに、慎重に使っていって下さい。
コツは「迷わないこと」
ボード開口は一番ゴミが出る作業です。
きちんと養生する・こまめに掃除することで作業スピードは確実に早くなります。
実際の作業ばかりに目が向きがちですが、準備に時間をかけることが大切です。
切れ味の悪い斧で木を切るより、きちんと斧を研いでから木を切る方が確実に早いです。
慣れれば簡単!!
ありがとうございました。