仕事の早い人・遅い人 大事な「時間」の考え方

  • 2021年1月25日
  • 雑記
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どんな仕事でも「時間」が無限にあればなんでもできます。

素人でも、家を建てることもできるしエアコンの取り付けもできます。

「時間」をかければプロ以上の仕上がりになるでしょう。

 では、プロと素人の違いはなんでしょう?

一番大きな差は「仕事にかかる時間」です。

不器用な人でも、一日か二日あれば素人でもルームエアコンを設置できます。

プロなら一人でも2時間もかかりません。

その労力と「時間」にお客様はお金を支払うし、

プロは次の現場に向かいます。

あなたの「仕事」はプロですか?素人ですか?

仕事の早い人・遅い人

「仕事の早い人」と「仕事の遅い人」には大きな違いがあります。

それに気が付かないと、

新人 → 「まだ新人だから」

5年後 → 「10年・20年選手には勝てない」

20年後 → 「若い人には勝てない」

こんな人たちをいっぱい見てきました。

「いつ勝てるの??」

リベラルアーツ大学の両学長の動画で判りやすく説明してくれています。

仕事の遅い人の原因と改善法

器用・不器用関係なく仕事の遅い人に共通することがあります。

そもそも基本的に「頑張るところを間違っている」ことが多く見られます。

上で紹介した動画にも出てくる「木こりのジレンマ」がいい例で、

切れない鈍な斧で一生懸命木を切っている木こりに

「斧を研いだほうがいいんじゃない?」って尋ねると、

木こりは「木を切るのに忙しくて、斧を研ぐ時間がない!」と答えます。

そういった人に「早くして!」と頼むと、仕事が雑になりミスが増えるのは目に見えているので、「早くして!」とはなかなか言いにくいのです。

「頑張る方向が間違っている」と自覚してもらうしかありません。

 

時間軸が頭にない

お客様もなく一人で何かするなら好きなだけ時間をかけて集中したらいいと思います。

しかし、「仕事」なのでお客様の貴重な時間を割いてもらって作業をさせてもらっているし、一緒に作業している仲間もいます。

その「工程」が終わらないと次の「工程」に進めないので待っている人もいるかもしれません。

「仕事の遅い人」は時間がかかっても、一生懸命その工程に集中します。

そもそもその作業に「自分がどれだけ時間がかかるか」も把握できていません。

まず、「自分がその作業にどれだけ時間が必要か?」と把握することが大切です。

単純に頑張ってやればいいというものではありません。お客様の都合もあるし、決まった時間内に終わるから稼ぎになります。

一日で終わる3万円の仕事を二日かかると赤字です。

「自分がその作業にどれだけ時間がかかるか?」把握できれば全体のスケジュールも組めるし、調整も効きます。

まずは「時間軸」を仕事に入れてください。

「この時間までにこれは終わらせる」「昼休みが近いからこの作業じゃなくてこれをする」とか。

片付けの時間も大事です。

アピールのために休憩や昼休みも「一生懸命」仕事するのは3流以下です。

周りが何も見えていない

「仕事が遅い人」はとにかく周りが何も見えていません。

自分の作業に一生懸命集中して、他の人が「待ち」なっていることに気づきません。

全体のスケジュールや流れも見えていません。

周りをよく見て、仲間の動きを把握してください

「同じことをしていても、あの人は早い」「あっちの作業が終わったから、次はこれをしなきゃ」「もうすぐあそこの手伝いが必要」とか

周りが見えない人は自覚がありません。

車の運転がいい例ですね。

自覚しないとどんどん視野が狭くなります。

一緒に作業している仲間が、今どこで何をしているかぐらいは常に把握しましょう。

分からなくても周りに聞かない

仕事の早い人・できる人ほどいっぱい聞いてきます。

仕事の遅い人は「自分で考えなくちゃ!」「自分ならどうにかなる!」「今更聞けない!」と、行き詰まっても自分でどうにかしようとします。

はっきり言います!

「時間の無駄!!!!」

周りに解決策を持った人が必ずいます。聞いてください!

ただ、自分で何も考えず全て人に聞くだけでは成長はありません。

ネットで検索して鵜呑みにすることも同じです。

そもそも何が分からないか、分からない

誰もが新人の頃はそんなもんです。

有能な先輩や上司はどうですか?

彼らは実際に「仕事」をする前に何回も繰り返し頭の中で「作業」して挑みます。

イメージトレーニングみたいなもんです。

思考でつまずいたり、疑問点はこの時議論します。

かの武田信玄も、絶対に勝てるまで何パターンも思考で戦をして本番に挑んだので「戦国時代最強」になりました。

「仕事の早い人たち」は何パターンも思考して、実際の「仕事」はそれをするだけなので早いのです。

「慣れ」「経験」を言い訳にしている人は、いつまで経っても遅いままです。

実際の「作業」前に思考する時間はたっぷりあります。

現場に向かう移動時間だったり、仕事道具を準備しながらとか。

作業をイメージ出来ているといる道具も忘れずに用意できます。

プライベートの時間じゃなく仕事の時間に、そんな思考する時間はたっぷりあります。

プライベートの時間まで考えなきゃいけないのは2流のすることです。

メリハリも大事です。

自分ですることをイメージして段取りや、分からないことを聞いておきましょう。 

現場でパニックになるのは時間の無駄ですからね。 

どんな達人でも、最初は新人でした。

大丈夫です!

まとめ

「仕事の遅い人」は基本的に一生懸命頑張ります。

しかし頑張るベクトルが間違っています。 

 

細かいテクニックを身につけようとしますがそれは実は二の次なのです。

 

時間軸・視野の広さ・周りの人の助力・イメージトレーニングが段取りの良さに繋がります。

 

「仕事を早くしたい!」と考えるなら、両学長の動画が本当に参考になるので繰り返し視聴して自分のものにしてください!

 

関係ないわ!と思うなら遅い人のままです。

 

あなたの仕事はプロですか?素人ですか?