ルームエアコンの取り付け方  フレア加工編

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エアコン工事を始めた方や、DIYでエアコンを取り付け、交換したい方にもわかり易くルームエアコンの取り付け方を紹介します。 

フレア加工の方法を紹介します。

冷媒配管を切る

冷媒配管にフレア加工する前に切り口を確認してください。

バリがすごいことになっています。

このままフレア加工するとフレア面にバリが出て、将来のガス漏れにつながります。

リーマーでバリを削るようになっていますが、削り粉を完璧に除去しないと「異物混入」で故障の原因にもなります。

なので、バリが出ないように配管を切り直します。

優しく刃を送りながら「チューブカッター」で配管を切っていきます。

配管の厚みの2/3ほど切れたら、チューブカッターを外します。

あとは切り込み線でポキっと折るだけです。

いい感じになりました。

フレア加工する

冷媒配管にフレアナットを取り付けます。

ナットの向きに注意!

フレアツールに「フレアナットを通した」配管をセットします。

配管の端とダイスの出面を揃えて、セットします。

あとはハンドルを回していけば完成です。

おまけ フレアツールの重量比べ

年代物の鉄製フレアツール ラチェットなし

TASCOアルミ製フレアツール(廃盤品)ラチェット式

TASCOアルミ製フレアツール(現行品)ラチェット式

仕事で「フレアツール」を購入するなら、「アルミ製」「ラチェット式」のものを選びましょう。

効率が全然違いますよ!